音楽は処方箋
ここ最近、心も身体も疲れていた。
特に心だ。人間関係だ。
人間関係に疲れている。
別に人間関係に何か問題が生じたわけではない。
何も起きないようにうまく取り繕って過ごしている。
それが疲れを生んでいる。
優しさ、気遣い、謙遜、遠慮、、、
人間を相手にすると自分に嘘をつきながら
いろんな努力をしなければならない。
それが疲れる。
最近はもう、そういう機会が多すぎて
滅入ってしまっていた。
どうでもいいから一人でいたい、
その一心で人を避けていた。
でも、人を避けてなんとか手にした一人の時間で得られるものは、なんとなくしっくりこないものだった。
一人の時間で得たいものは、心の余裕。
でも、必死で人を避けた後に待っているのは得体の知れない焦燥感や不安ばかり。
一人になっても考えるのは他人のことばかり。
せっかく避けてるのに自分の首を絞めるだけ。
平日の夜は悶々としていた。
なんだよもう結局人間と向き合わないと気持ち良くなれないのか?こんなにめんどくさくてストレスが大きいのに。
とはいえやっぱり、一人でいたいのである。
ああ、一人最高。
向こう一週間一人で過ごす権利を与えてほしい。人恋しくなった頃に誰かに会えるような自由さが欲しい。
毎日誰かに会うのは疲れる。疲れる。疲れる。
とはいえずっと一人で過ごして時が経っていくのは寂しい、というかもったいない気もする。
もったいない気もするけど、一人でいたい。
なんだかもう、時間が止まってほしい。
一人でいる時間が止まっていてほしい。
気がすむまで一人でいて、寂しくなったら誰かと会って、めんどくさくなったらまた一人になって。
そんな自由さがほしい。
話は変わるけど、今日は初対面の人とフランクに色々と話す機会があった。
銀杏BOYZが好きなエリートだった。
TシャツにBABY BABYと書かれてるのを見た時点で心を開いた。
銀杏BOYZ好きとエリートを両立してるとか、どういうこと!?って感じ。
エリートというレッテルも俺が貼ってるだけなのかもしれない。
銀杏BOYZ好きに社会適合者がいると思えない。
きっと取り繕ってうまくやってるんだろう。
夢で逢えたら演奏してる奴が資本主義社会で活躍できるとは思えない。めっちゃ偏見。
この人とは仲良くなれそうだ、と思うと同時に、また一人の時間を侵すきっかけが増えるんじゃないかという恐怖に襲われた。
生きづらい。